【SSD】Crutial BX500とMX500の違い
CrutialのSSDにはBXシリーズとMXシリーズがあります。
同じ容量でもBXシリーズのほうが若干安いのですがどこが違うのでしょうか。
この記事のポイント
通常版のMX・廉価版のBX
MX500とBX500はどちらもCrucial製のSSDです。
BXはMXの廉価モデルという位置づけで、 同じくらいの容量でも、廉価版であるBXのほうが価格が低くなっています。
【BX(左)とMX(右) 500GBモデルで比較】
BXはどうして安いの?
同じメーカー・同じデータ容量でなぜ価格差が出ているのでしょうか。
それはSSDの内部に使われているパーツの違いが理由です。
MXとBXでは2つのパーツに違いがあります。
- | MX500 | BX500 |
---|---|---|
コントローラー | Silicon Motion SM2258 | Silicon Motion SM2258XT |
DRAMキャッシュ | 搭載 | 非搭載 |
簡単に説明すると、コントローラーに違いがあります。
コントローラーはSSDの中央指令室的な役割を担っているパーツです。
両者とも、Silicon Motion製のチップを使っていますが、BXはXTモデル(DRAMキャッシュ非対応)のコントローラーになっています。
そのため、BXはDRAMキャッシュ非搭載SSDです。
コントローラーの関係で必然的にBXはキャッシュ非搭載になります。
DRAMを使用していない分製造コストが安く済むため、BXは安価で販売されているというわけです。
☆補足:SSDのパーツの働きについて
コントローラーやDRAMキャッシュの役割についてはこちらのサイトの解説が分かりやすいです。
買うならどっち?
MXとBXで価格差はあるとはいえ、その差は1000円程度とそこまで大きなものではありません。
よいコントローラーを積んでいるのほうがSSDの耐久性は高いので個人的にはMXをおすすめします。
もっともCrucialのSSDは品質が高く信頼していいと思います。
なので、結局はどちらでもいいと思います。
予算に余裕があるならMX。
少しでも安くしたいならBX。
お好きなほうを!