【Windows】任意のメモリダンプを指定して作成する
BSODなどシステムの不調時に原因を調べるために役に立つメモリダンプ。
システム修復をする際、メモリダンプの出力される場所などの設定を変えたいことがあると思うのでその方法を紹介します。
メモリダンプのデフォルトの生成場所
手元のWindows10ではメモリダンプの生成場所は以下の場所でした。
%Systemroot%\MEMORY.DMP
メモリダンプの出力先の変更方法
以下の手順でメモリダンプの設定画面を出します。
【メモリダンプ設定画面の出し方】
- ファイル名を指定して実行(Winキー+R)を出す
- SystemPropertiesAdvanced.exeを入力・実行
- 「起動と回復」欄の設定を選択
以上
出力先を任意の場所に指定したい場合ダンプファイルという入力欄を指定先に書き換えてください。
注意すべき点は、ダンプファイル名の後に拡張子「.DMP」をつけ忘れないことです。
例えばダンプファイルをC:\Debugというフォルダに書き出したい場合は、C:\Debug\MEMORY.DMPと記述してください。
拡張子を付けていないとダンプファイル出力時にエラーが発生し、ダンプファイルが生成されません。
また、システム修復中であればシステムに対して変更を加えその結果ダンプファイルの内容が変わることもあると思います。
デフォルトではダンプファイルは上書きされてしまうので、システム修復時には上書きオプションを無効にしたほうがいいでしょう。
最後に
出力先を変更したとき拡張子を付けておらず、ダンプファイルが出力されなくて「はて?」となったので記事に残しました。
お役に立てば幸いです。