【Windows】NTFSにフォーマットしたUSBが別バージョンのOSで認識されない
2つのパーティションを持つUSBをWindows8.1で使おうとしたときに、片方のパーティションが上手く認識されなかったのでなぜか理由を調べました。
片方のパーティションだけ認識できない
Windows10で64GBのUSBを2分割していた。
その後、別のWindows10マシンでは2つのパーティション共に正常に認識できていた。
しかし、Window8.1やWindows7にこのUSBを繋ぐと先頭パーティションであるパーティション1は認識できるが、パーティション2は認識できなかった。
Windows10 1703以前はリムーバブルドライブで複数パーティションを認識できない
原因を調べていくと、Windows10 1703以前はリムーバブルドライブの先頭パーティションしか認識できないということが分かりました。
なので現在のWindows10では複数パーティションに分割したUSBは認識できるけれど、Windows8.1や7では認識できないという現象が起こるみたいです。
対策
RMBを編集してUSBをリムーバブルドライブとして認識させないようにすればパーティションを分割したUSBが正常に使えるようになるみたいです。
Removable media bit(リムーバブルメディアビット)
Windowsは接続されたUSB機器のRMBの値を見てそれが1であれば接続されたデバイスをリムーバブルドライブだと認識しているようです。
この値を0に書き換えてあげればUSBがリムーバブルディスクとして認識されなくなるため、Windows10 1703以前の環境でも複数パーティションのUSBが認識できるようになると思います。
USBの変な値をいじるのは面倒だったので、私は必要なデータをHDDにコピーしてSATA-USBケーブルでつないで対処しました。
HDDであればUSB接続したとしてもリムーバブルディスクとして判定されないため、複数パーティションを問題なく認識できます。
最後に
私の目的を達成するためにそこまで深く調べる必要のないことだったので、RMBの詳細な仕様や具体的にどう編集すればいいかなどについては調べていません。
日本語情報はほとんどないので、調べたい方は検索エンジンを英語設定にして、調べると情報が出てきます。